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Talisman: in the Studio & on Stage / GILLAN

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このCDに限らずイアン・ギラン関連のコンピレーションアルバムには首を傾けたくなるものもある。「評価」という言葉を使うのは大袈裟だが、いったいどのような経緯でこのようなアルバムが発売されるに至ったのか、疑問に思う。しかしこのCDには、他のCDに見られないトラックがある。

2枚のCDが入っているが、1枚は「イン・ザ・スタジオ」と名付けられたスタジオアルバムからの寄せ集めである。「シャカズー」や「ホグワッシュ」など比較的ポップな1990年代の曲が続いた後、イアン・ギラン・バンドの初期の曲「クリアー・エアー・タービュランス」や「グッドハンド・ライザ」、「スキャラバス」などが続く。そしてアルバム「ネイキッド・サンダー」と「ツールボックス」の収録曲が続く。

面白いのは2枚目のCD、「オン・ステージ」で、ライブ録音が収められているものだ。特に3曲目「メッセージ・イン・ア・ボトル」と「ファイティング・マン」の2曲は、もともと日本のみで発売されたアルバム「ギラン」からの曲で、ライブ録音は珍しい。恐らく演奏メンバーも当時のもののように思える。ドラムのリーム・グノッキーはたいへんパワフルなドラミングを聴かせてくれるプレイヤーで、この録音でもすさまじいリズムが洪水のように流れてくる。残念なのは録音状態がいまひとつ良くないことと、アルバムの演奏を忠実に再現しており、バンドとしての遊びが少ないことだ。バンドが自身の曲を何度もステージで演奏すると、次第にバンドらしさがアレンジにでてきて、アルバム録音から逸脱してくるのだが、この演奏からは、まだそこまでバンドとしての成熟がみられない。通称「ジャパニーズ・アルバム」とも呼ばれるアルバム「ギラン」は大好きなだけに、もっと演奏が発掘されることを願っている。

それ以外に興味深いのは、CD2の9曲目「ブラック・ナイト」である。ディープ・パープルの有名な曲であるが、こなれた演奏で良い味を出している。また12曲目に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が演奏される。また13曲目の「ニュー・オーリンズ」もカバー曲で、最後の14曲目「ヘルター・スケルター」はビートルズの曲である。

いろんな意味でバラエティに富んだコンピレーションアルバムである。このCDは2004年にDemon Music Groupから発売されたEU盤だ。(20070529/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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Anthology / GILLAN

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ファンならばこのようなCDを見ると、いったいどんな録音が収められているのだろう、と気になってしかたがないはずだ。2枚組で、CD1は12曲で56分23秒、CD2は12曲で51分01秒もある。合計すると2時間に近い。

収められたものは、あるものはデモトラックらしきもの、またあるものは別テイクらしきもの、そしてライブ録音、アリーナ級の会場から中規模のホールらしきものまで、カセットテープで撮ったようなクオリティの低いものから、正式なライブ録音としても通用しそうなもの、そして遊びで録音したようなもの。とにかくごった煮状態で収められている。

メンバーはベースとギターがジョン・マッコイ、ギターがバーニー・トーメ、キーボードとフルート、バッキングボーカルとしてコリン・タウンズ、ドラムとパーカッションがミック・アンダーウッド、そしてボーカルがイアン・ギランだ。アルバム「ミスター・ユニバース」、「グローリー・ロード」、「フューチャー・ショック」、そして「ダブル・トラブル」からの曲が中心だ。

もちろんオフィシャルアルバムの曲を聴くのが正しい鑑賞態度ではあるが、ファンとしてはこのようなCDも聴かずにはいられない。このCDは2003年にAngel Airから発売された、ドイツ盤だ。(20070518/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

The Solid Gold Collection / Ian Gillan

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イアン・ギラン・バンドの魅力は、レイ・フェンウィックのギターとジョン・ガスタフスンのベース、マーク・ナウシーフのドラムによる、そのジャズ・ロック的なアプローチだ。そしてコリン・タウンズのキーボードを加えて「プログレッシブ・ロック」としての評価も得ている。しかしイアン・ギランのボーカルはプログレ的ではなく、その対比が面白いという人もいる。

しかしイアン・ギランのボーカルは、ある意味で革命的であり、挑戦的だ。ボーカルを叫び声で表現するのは、例えばオノ・ヨーコが「fly」でみせたような「うぇぇえぇぇ」というものと似ているともいえる。その意味では、イアン・ギランのボーカルそのものが「プログレッシブ」であるといえよう。

このCDは、イアン・ギランのソロの足跡を概観するのにうってつけだ。1枚目のCD1曲目から4曲目はアルバム「Cherkazoo And Other Stories」から、5曲目から7曲目はセカンドアルバムの「クリアー・エアー・タービュランス」から、8曲目から14曲目はサードアルバム「スカラバス」から。2枚目のCD1曲目から5曲目までは「アクシデンタリー・オン・パワポーズ」、6曲目から11曲目まではアルバム「ネイキッド・サンダー」、12曲目から16曲目まではアルバム「ツールボックス」からの選曲である。

録音は元のオフィシャルアルバムどおりのもので、このCDを聴いても驚きはないが、このCDを使ってイアン・ギラン・バンドを手軽に聴くというのもありなのだろう。2005年にUnion Square Ltd.から発売されたものだ。(20070517/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Rarities 1975 - 1977 / IAN GILLAN BAND

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ファンにとってはお蔵入りのはずであった録音が手に入ることは嬉しいことであるが、当事者にとってはどうなのだろう、と心配してしまう。おそらくレイ・フェンウィックのインタビューから組み立てたと思われる8ページにわたる解説には、イアン・ギラン・バンドに関する裏話がいろいろと書かれている。

このCDに収められたトラックは、あるものはオフィシャルアルバムに収録された曲のデモバージョンであり、またあるものは幻の4thアルバムとして録音された未発表曲であり、またあるものはオフィシャルアルバムのトラックからボーカルを抜いた「バッキング・トラック」であり、あるいはライブ録音であったりする。いずれも「お蔵入り」の運命にあった録音だ。

オフィシャルアルバムのバッキング・トラックはもちろんのこと、デモバージョンであれ未発表曲であれ、録音状態はすこぶるいい。さらに未発表曲にはジョン・ガスタフスンがボーカルをとった曲があったり、ロジャー・グローバーがベースを弾いた曲があったりする。

レイ・フェンウィック、ジョン・ガスタフスン、マーク・ナウシーフ、コリン・タウンズ、そしてイアン・ギラン。第一期といえる黄金期のイアン・ギラン・バンドの魅力を再確認するCDだ。ライブ録音の「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は東京公演のようだ。曲の終りに「トーキョー、ユー・ハブ・ビーン・ファンタスティック!」とイアン・ギランが応えている。

このCDは2003年にAngel Air Recordsから発売された。パッケージには英盤と書いてあるが、CDにはオーストラリア盤と書かれている。(20070516/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live at the Rainbow / IAN GILLAN BAND

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1977年5月14日に行われたイアン・ギラン・バンドのロンドン、レインボー・シアターでのライブを収録したものである。レインボー・シアターでの収録曲は「クリアー・エアー・タービュランス」、「マネー・レンダー」、「チャイルド・イン・タイム」、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、「ウーマン・フロム・トーキョー」の5曲で、もう一曲、6曲目の「ツイン・エクゾーステッド」は録音の詳細がわからない。CDには「ツイン・エクゾーステッドはもっと後の録音だが、レインボー・シアターでの録音と似ているので、このCDに収録することを決めた」といったことが書いてある。

イアン・ギラン・バンドはファーストアルバム「チャイルド・イン・タイム」を1976年7月に発表し、1977年4月にはセカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」を発表したところであった。ファーストアルバムからの「チャイルド・イン・タイム」はディープ・パープルのものと異なり、イアン・ギラン・バンドとしての演奏が確立したものだ。それに対してセカンドアルバムからの「クリアー・エアー・タービュランス」と「マネー・レンダー」は、アルバム発表直後ということもあり、またもともと完成された様式美を持っていることもあり、アルバムに忠実な演奏になっている。

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」と「ウーマン・フロム・トーキョー」の2曲はディープ・パープルの曲だが、いずれもこのバンドで演奏を繰り返してきたためか、自分たちのバンドの曲に完全に消化しており、とてもヘビーな仕上がりになっている。観客の歓声からも、その演奏の素晴らしさがわかる。「ツイン・エクゾーステッド」も最高だ。

録音は悪くない。ライブ会場にマイクをそれなりにちゃんと立てて録音したもののようだ。ライブ感が十分に味わえる。全部で6曲、時間にして36分43秒の短いアルバムだが、当時のイアン・ギラン・バンドの勢いを感じられる録音だ。レイ・フェンウィック、ジョン・ガスタフソン、マーク・ナウシーフ、コリン・タウンズ、そしてイアン・ギランのこのメンバーが大好きなファンとしてはとても嬉しい。(20070515/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Greatest Hits Live in Concert / Ian Gillan

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はじめてこのCDを手にしたとき、実はあまり期待できないと思った。スリーブはいかにもファン向けといった安易なデザインであり、しかも紙一枚だけで詳細が全くわからない。だいたい「グレーテスト・ヒッツ」というタイトルが怪しい。ところが聴いてみると、これはたいへん良いライブ録音の記録だった。

録音の質は、オフィシャルアルバムにできるほどではないが、かなり良いできである。ミキシング卓のライン撮りではないが、ポータブルレコーダーでこっそりと録音したものではなく、おそらくちゃんとマイクを立てて撮ったものと思われる。会場のサイズはかなり大きめで、ホールの残響などが自然な感じで入っている。

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、「チャイルド・イン・タイム」、「ウマン・フロム・トーキョー」というディープ・パープル時代の名曲から始まり、「クリアー・エアー・タービュランス」、「フューチャー・ショック」、「マネー・レンダー」、「アンチェイン・ユア・ブレイン」、「テイク・ア・ホールド・オブ・ユアセルフ」、「ツイン・エクゾーステッド」、「ローラー」、「オン・ザ・ロックス」、「スリーピング・オン・ザ・ジョブ」、「ルーシール」、そして「パープル・スカイ」と全部で14曲、67分のライブが楽しめる。

演奏はたいへん安定したもので、まさに王者の風格を感じさせる。逆に遊びの部分が少なく、手慣れたクールな演奏という感じがする。この録音に関しては、ただ「Recorded live at the Reading Rock Festival(BBC in concert) in 1979 & 1980」とだけ書かれている。両年のレディング・フェスティバルから良いものを集めたものだろうか。しかしいくつかのトラックは、どうやらライブ録音ではないものも混じっており、やや怪しいところもある。

ジャケットのイアン・ギランはとてもかっこいい。Autarc Media GmbHのライセンス下で、EURO TRENDから発売されたものだ。(20070404/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live Yubin Chokin Hall, Hiroshima 1977 / Ian Gillan Band

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「Ray Fenwick Archive Recordings」というものらしい。イアン・ギラン・バンドの1977年の日本公演における、広島郵便貯金ホールでのライブ録音だ。メンバーは第一期。ギターがレイ・フェンウィック、ベースがジョン・ガスタフスン、ドラムがマーク・ナウシーフ、キーボードがコリン・タウンズ、そしてボーカルがイアン・ギランという、俺の大好きなラインナップの演奏だ。

しかし残念ながら録音は良くない。おそらくカセットレコーダーで録音したものだろう。アナログの磁気テープが伸びた、典型的な音のこもり、うねりが冒頭の「マネー・レンダー」で耳につく。ディジタル時代の人間には、もう、この磁気テープのこもる音は理解できないのかもしれない。一般にこのような音の劣化は、テープの末端でよくおこる。この録音でも冒頭の音のこもりは次第に変なうねり感となり、曲の中間部分を超えたところでようやく収まってくる。また次の「ツイン・エクゾーステッド」ではかなり改善されているが、3曲目の「チャイルド・イン・タイム」になると、テープを裏返して端に戻ったためか、またもや激しく劣化した音になる。

4曲目の「ファット・ユア・ゲーム」以降、名曲「マイ・ベイビー・ラブズ・ミー」、そして「トライング・トゥ。ゲット・トゥ・ユー」、「マーキュリー・ハイ」、「ロック・ロール・メドレー」をはさんで最後は「ウーマン・フロム・トーキョー」まで、比較的音の状態は良い。しかしあくまでもコンパクト・カセットで録音したような音だ、という範囲の状態である。その意味では、このCDはまるで海賊盤のようなのだ。そして音の状態が悪いというだけでなく、イアン・ギランのボーカルも、あまり良いとはいえない。コンディションがあまり良くなかったのだろうか。

とはいえ、このアルバムが聴くに耐えないものかといえば、そんなことはない。このライブアルバムで感じるのは、バンドが成熟し、心地よい一体感を持っていることだ。レイ・フェンウィックのギターは、ハードロックとしては異色のものだといえるが、たいへん心地よくドライブしている。マーク・ナウシーフとジョン・ガスタフスンによる曲の根底を支えるリズムもスリリングだ。

もちろんこのアルバムは、イアン・ギラン・バンドを代表するアルバムではない。あくまでも熱烈なファンのためのディスクである。16ページにわたる、来日時のリラックスしたバンドのメンバーの写真などを載せたブックレットも、嬉しい。このCDは2001年にAngel Air Recordsから発売された、オーストリア盤だ。(20070403/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live in Japan Twenty First Anniversary Collectors 3CD Set / Deep Purple

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1972年の8月15日、または16日、17日。この日にディープ・パープルのコンサートを体験した者は大きなインパクトを受けたはずであり、人生が変わった者も少なからずいたに違いない。そして今ここに、当時の録音のありのままを聴くことができることも、大きな驚きと感激だ。

3日間の日本公演から選りすぐられてオフィシャルのライブアルバムに収録されたのものは、耳に焼きつくほど聴き込んだ。そしてこのCDによって採用されなかった録音も聴くことができ、このディープ・パープルという魔物の姿を、より深く理解することができたように思う。

これらのライブ録音を聴いて思うことはいろいろとあるが、まず驚いたことは、それぞれの演奏におけるアレンジが、かなり異なっているということだ。完成したバンドが繰り返し演奏してきたはずの曲を、たった3日の連続した公演で演奏する中で、これほどアレンジが異なっているとは思わなかった。もちろんソロ・プレイも違っている。手なれた演奏を同じように3回やったのではないか、と思い込んでいたが、これほど違いがあると、3回の公演をすべて見たとしても、それぞれに異なる味があって満足できたに違いない。

ファンであるための贔屓目というのがあるので、そもそも冷静な判断などできはしないが、どの演奏もそれぞれに素晴らしく、甲乙つけがたい。特に17日の東京公演で行われたハイウェイ・スターは、多少ラフなプレイではあるが、オフィシャルアルバムに収録されたものよりも迫力を感じる。観客の「うおー」という声が聞こえるところも、会場の臨場感が伝わり感動的だ。

CDには表紙を含めて24ページのブックレットが入っており、いろいろと当時のことがわかる。ステージの写真、東京公演のチケット、LPのジャケット、日本で発売されたシングルレコードの写真、ポスターなど。

このCDは俺の宝物だ。リュックひとつで無人島に行けと言われたら、必ずこれを持っていく。ジャケットにはおかしな日本語が書かれているが、1993年に発売された英盤だ。(20070402/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live in Japan / Deep Purple

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今日ここで紹介するのは、泣く子もだまるディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」である。俺は今でもこのアルバムを聴くと血沸き肉踊る。自分の中でやる気が失せていると感じるとき、この「ライブ・イン・ジャパン」かキッスの「アライブ!」のどちらかを聴くことにしている。すると必ず偉大なる力が体の隅々からみなぎってくる。

学生時代には単純にこのアルバムを「かっこいい」と思っていたが、他の音楽をいろいろと聴いた今になって思うことは、やはり、このアルバムは「すごい」ということだ。まずグループの一体感がすごい。各メンバーの力量があるのはもちろんだが、それ以上にグループとしてのアンサンブル、そしてインタープレイ。ロック・バンドという演奏形の魅力がはっきりと表れたものだ。また録音がいい。各楽器の音もクリアだし、ミキシング状態も最高だ。その理由の一つは、この録音は、1972年8月15日から17日の3日間に行われた来日公演から、選りすぐられたものだからである。

そしてイアン・ギランがすごい。名曲「チャイルド・イン・タイム」や「スペース・トラッキン」を聴いてみろ。イアン・ギラン以前に、このような叫び声で歌を歌った歌手がいただろうか。これはロック・ボーカル史上における革命といっていい。

このアルバムは、もともと1972年にアナログレコードで発売された。このCDはワーナー・ミュージック・ジャパンから「フォーエバー・ヤング・シリーズ」の一枚として発売された日本盤だ。(20070315/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

The tapes Volume 3 / Gillan

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CD1にはオフィシャルアルバムからのトラックと、ライブ録音がとりまぜて編集されている。オフィシャルアルバムからのものとしては、アルバム「グローリー・ロード」から「Running White Face City Boy」、アルバム「ダブル・トラブル」から「Sunbeam」と「I'll Rip Your Spine Out」、アルバム「マジック」から「Long Gone」、日本盤のアルバム「ミスター・ユニバース」から「Your Sisters On My List」だ。

そしてエルビス・プレスリーが歌ったことで有名なスタンダード曲「Trouble」、シングル「Long Gone」のB面曲「Fiji(no 17)」、アルバム「フューチャー・ショック」に収録されたものにイントロとライブテイクを加えた「Ballad of the Lucitania Express - The Trilogy」、ライブのオープニングSEのような「So Low」と「The Festivals of Spirit」というインストゥルメンタル曲。この2曲は、ライブの始まりのような雰囲気だ。イアン・ギランの鬼気迫る叫び声がミックスされている。

ライブ録音は「If You Believe Me」、「Born To Kill」、「Unchain Your Brain」、「No Laughing in Heaven」、シングルとして発表された「M.A.D.」という曲、そしてスタジオ・ライブ・バージョンの「Smoke on the Water」がある。この「Smoke on the water」でギターを弾いているのはバーニー・トーメだが、ラフなプレイが良い味を出している。そして何よりも、メンバー全員が演奏を楽しんでいる様子が伝わってくる。熱い演奏だ。

また一風変わったトラックとして、Split Knee Loonsというバンドの「La Donna Mobileという曲がある。これは「Excerpt From the Confidente Opera」となっていて、オペラ調の曲である。

ライブはどの演奏も、いい。ギターはバーニー・トーメのトラックとヤニック・ガーズのトラックの両方があるが、どちらもバンドとしてのまとまりがとてもいい。そしてイアン・ギランは絶好調である。特にバーニー・トーメの粘りつくギタープレイは、「If You Believe Me」のライブで存分に味わうことができる。また「Unchain Your Brain」のスピード感、そして「No Laughing in Heaven」でのイアン・ギランは思う存分叫びまくっている。

そしてもう一枚、CD2は「For Gillan Fans Only」だ。ドラマ仕立てのコミカルなイアン・ギランの声で解説を加えながら未発表曲などを聴くことができる。

このようなコンピレーションアルバムは、ある意味ファン泣かせといった面があるのだが、2枚組のCDでこれだけの未発表曲やライブが入っているならば申し分ないだろう。2000年にAngel Air Recordsから発売されたものだ。(20070314/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Cherkazoo and Other Stories... / Ian Gillan

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若い頃の俺なら、このアルバムを聴いて憤ったかもしれない。ここにある音楽の多くは、ディープ・パープルやイアン・ギラン・バンドの音楽とは全く違うものだ。「ハードロック」に分類するのも間違っているだろう。作品の完成度も高くない。というよりも、きちんとした作品に仕上げられる前のスケッチのようなものだ。しかし、これもイアン・ギランの音楽のひとつであることは間違いない。

まずアルバムの冒頭にあるタイトル曲の「Intro」で、曲を始める前のリラックスした会話が聞こえてくる。このトラックがアルバム全体を象徴している。そしてタイトル曲の「Cherkazoo」はとてもわかりやすい曲だ。なんとなく聴いているだけで、いつのまにか歌詞やメロディーを覚えてしまった。続く「Monster in Paradise」は比較的ロック的な曲。曲の最後で延々とリズムを刻むドラムとベースからは、ここに何らかのソロを入れる予定であったのではないかと想像できる。「The Bull of Birantis」はバラードだ。昔のブリティッシュ・ポップ、たとえばドノヴァンのような雰囲気を持っている。懐かしい感じがする。この曲も途中でソロを入れるつもりであったような部分がある。

そしてまた「Intro」と題されたパートが入る。これは続く「Hogwash」なのだが、まずイントロ部分だけを一度やり、次にギランのボーカルを入れるが、途中で止まってしまう。ギランが何か間違ったようで「Sorry」と謝っている。そしてまた曲が始まるが、また止まってしまう。そして続く「Hogwash」に入る。スローなブギである。そして「Driving Me Wild」。これはテイク・ワンで、このCDにはこれ以外に全部で3つのテイクが収められている。「Donkey Ride Dream」はジャージーな曲。ギランのボーカルは、こういう曲も意外に、良い。「Trying to Get to You」と「Ain't That Loving You Baby」は軽快なブギ。そして「Driving Me Wild」の2つめのテイク。これにはファスト・テイクと付けられている。少し早い感じだ。

そして問題の「Music in My Head」だ。申し訳ないが、この曲だけはいただけない。AORといえばいいのか、なまぬるく、山ほど似たような曲があふれているように感じられてしかたない。

次は「You Make Me Feel So Good」がやってくる。かなりテンポは遅めで、ヘビーな感じに仕上げられている。「She Called Me Softly」はカントリー風。そして「Driving Me Wild」のテイク・スリー。これはテンポが遅めだ。「You Led My Heart Astray」はジャズ・ブルース。「A Little Share of Plenty」はリフを活かした曲で、初期のイアン・ギラン・バンドで演奏しても似合いそうだ。「Night & Day」も同様で、初期のイアン・ギラン・バンドを彷彿とさせる。

全体的に、曲のネタ集、レコーディング前のデモテイク、といった感じのアルバムだ。だがこれもイアン・ギランの一面をあらわしたものであることは間違いない。まさにファン向けの一枚だ。6つ折りにたたんだ「イアン・ギラン新聞」といったかんじのものが入っていて、これもファンにとっては嬉しいサービスといえる。(20070313/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

The Ian Gillan Band Anthology / Ian Gillan Band

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イアン・ギラン・バンドの第一期によるライブ録音とスタジオアルバムからのコンピレーションだ。ライブ録音はトラック1から4で、「ウーマン・フロム・トーキョー」、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、「ツイン・エクゾーステッド」、そして「チャイルド・イン・タイム」の4曲。1977年のレインボー・シアターにおける演奏だとある。

ライブのうちディープ・パープルの曲である「ウーマン・フロム・トーキョー」と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」だが、これらの曲からは、ディープ・パープルの演奏との対比より、このイアン・ギラン・バンド第一期のメンバーのファンキーな個性がはっきりとわかる。とりわけ「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のアレンジは、少々やりすぎ、という感もある。リッチー・ブラックモアが聴いたとすると、きっと良い顔をしないだろう。また演奏もなんとなく気乗りがしない、といった雰囲気が感じられる。しかし「ツイン・エクゾーステッド」の演奏は素晴らしい。さすがにオリジナル曲ではイアン・ギラン・バンドの素晴らしさがはっきりと出る。メンバーの息もぴったりあった、完璧なライブ演奏だ。

もう一曲のディープ・パープルの曲「チャイルド・イン・タイム」は、イアン・ギラン・バンドのファーストアルバムのタイトルにもとられ、イアン・ギラン・バンドなりの演奏が形になっている。ここでの「チャイルド・イン・タイム」は、もはやディープ・パープルのものではなく、イアン・ギラン・バンドの「チャイルド・イン・タイム」になっている。

スタジオアルバムからのトラックは、セカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」から「ファイブ・ムーンズ」、「エンジェル・マンチェニオ」、「マネー・レンダー」、「グッドハンド・ライザ」、そして「クリアー・エアー・タービュランス」だ。これらの曲は「The Rockfield Mix」というオリジナルとは異なるミックスになっている。実はこれと同名の「ザ・ロックフィールド・ミックス」という、セカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」の曲を別ミックスにしたアルバムがあり、どうやらこのCDには、その「ザ・ロックフィールド・ミックス」から「オーバー・ザ・ヒル」を除いたものが収められているようだ。おそらくそちらと同じミックスなのだろう。エフェクトが多めに加えられ、音のメリハリが強調されている。オリジナルとどちらが良いかは好き嫌いが分かれるだろう。

そして問題は、8曲目にあたる「ジス・イズ・ザ・ウェイ」と題された曲だ。これも「ザ・ロックフィールド・ミックス」と題されたアルバムに入っているのだが、実験的というか、まったく破天荒なトラックである。いったいどういう動機でイアン・ギランがこのようなトラックを残したのか意図がわからない。たいへん奇怪なトラックである。もちろん、これを実験音楽としてとらえれば良いのだろうが、どうしてもイアン・ギランとは結びつかない。

このアルバムは2001年にDigimode Entertainment Ltdから発売されたドイツ盤のCDだ。(20070310/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

The Purple People Eater / Ian Gillan

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イアン・ギラン・バンドはアルバムによって「イアン・ギラン・バンド」であったり「イアン・ギラン」と個人名であったり、あるいは「ギラン」であったりする。いささか紛らわしい。このアルバムは「イアン・ギラン」個人名義である。

収録されている曲は、セカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」からタイトル曲の「クリアー・エアー・タービュランス」、サードアルバム「スカラバス」からタイトル曲の「スカラバス」と「マーキュリー・ハイ」、そして「マイ・ベイビー・ラブズ・ミー」のライブ、イアン・ギラン・バンドを解散し、再結成ディープ・パープルをやめてからのソロアルバム「ネイキッド・サンダー」からは「ゲット・レアクション」、「スウィート・ロリータ」、「ノー・モア・ケイン・オン・ザ・ブレイゾス」、「ラブ・ガン」の4曲、「ギラン」名義のアルバム「ツールボックス」からは「ツールボックス」、「ダンシング・ナイロン・シャツ」、「ハング・ミー・アウト・トゥ・ドライ」、「ダーティ・ドッグ」、アルバム「シャーカズー・アンド・アザー・ストーリーズ」からは「シャーカズー」と「ミュージック・イン・マイ・ヘッド」、ロジャー・グローバーとのデュオ・アルバム「アクシデンタリー・オン・パーパス」より「シー・トゥック・マイ・ブレス・アウェイ」、同じくロジャー・グローバーとのデュオ・アルバム「パープル・ピープル・イーター」より「ザ・パープル・ピープル・イーター」である。

すなわちこのCDは、名作「グローリー・ロード」をはじめとする第二期に相当する時期のアルバムを除いて、初期の名曲と最近のソロアルバムからの選曲となっている。第一期の個性的なハードロックから、「ラブ・ガン」のような全力疾走の豪快な曲、肩の力を抜いたブギ、アコースティックな「シャーカズー」、あるいは「シー・トゥック・マイ・ブレス・アウェイ」のようなじっくりと味のある曲。イアン・ギランの多面的な才能を味わうことができる。

そして素晴らしいのは「マイ・ベイビー・ラブズ・ミー」のライブである。第一期のメンバーのバンドとしての完成度の高さ、ライブにおける演奏の素晴らしさが感じられる。この曲を聴くだけでも価値がある。しかし、どうだろう、「ミュージック・イン・マイ・ヘッド」のようなAOR風の曲は、どうもイアン・ギランには似合わない。

このアルバムは2002年にEagle Rock Entertainment Limitedから発売された。ドイツ盤だ。(20070309/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Scarabus / Ian Gillan Band

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セカンド・アルバムの「クリアー・エアー・タービュランス」がジャズ的なアプローチによって、ハードロックとして特異な個性を放っていたことに比べて、このサードアルバムでは、ハードロックのストレートな表現に回帰している。それはタイトル曲でアルバム第一曲に配置されている「スカラバス」を聴けばわかる。そしてこのアルバムに収められた曲は、いずれもロックらしい短くまとめられている。

「ツイン・エクゾーステッド」は流れるようなスピード感のある曲。「プア・ボーイ・ヒーロー」はファンク的なベースラインが印象的。イアン・ギランはとても気持ち良くシャウトしている。「マーキュリー・ハイ」はヒットを予感させる曲。「プレ・リリース」はヘビーなリズムの曲。ここまでがオリジナルのレコードでA面だ。

「スラッグ・トゥ・ビッチズ」はコリン・タウンズのピアノではじまるブギ。「アパシー」は裏のリズムで始まる。続く「マッド・エレーナ」とあわせて不思議な雰囲気を持っている。「カントリー・ライツ」はファンキーな曲。そしてオリジナルアルバムとしては最後の「フールズ・メイト」も跳ねまわるベースが印象的で個性的な曲である。

ここまでの10曲がオリジナル・アルバムの曲である。このCDにはボーナストラックとして「マイ・ベイビー・ラブズ・ミー」のライブが収められている。この曲はファーストアルバム「チャイルド・イン・タイム」に収められていた曲だ。

俺はアナログレコードも持っているが、ジャケットデザインはこれとは違う。またいつか紹介したい。このアルバムは、もともと1977年に発表された。このCDは1998年にEagle Recordsから発売されたものだ。(20070308/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Clear Air Turbulence / Ian Gillan Band

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このアルバムを聴くと、つくづくイアン・ギラン・バンドは、ハードロックというカテゴリに収まらないバンドであったのだと思う。ジャズ的でもあるし、ロック的でもある。ソウルあるいはファンクな雰囲気も持っているし、プログレッシブでもある。そしてもちろん、イアン・ギランは思う存分シャウトしている。

イアン・ギランは1972年にディープ・パープルを脱退し、しばらく音楽シーンから離れていたが、1975年にこのイアン・ギラン・バンドを結成した。1976年にはキーボードがコリン・タウンズに代わって第一期ともいえるメンバーが確定した。そして1976年にファーストアルバム「チャイルド・イン・タイム」を発表、1977年にはセカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」とサードアルバム「スカラバス」を発表。そして来日公演を記録したライブアルバム「ライブ・アット・ザ・武道館」を発表して、第一期の活動は終焉する。

ファーストアルバム「チャイルド・イン・タイム」は、実はすぐれた楽曲が揃った好アルバムなのだが、残念ながらアルバムタイトルがディープ・パープルを吹っ切れていないような印象を受け、また収録されたチャイルド・イン・タイムのアレンジが過剰すぎたために、新しいバンドの船出としては良くなかったように思える。その意味では、このセカンドアルバムが渾身の一撃、と言えるだろう。

しっかりしたアレンジで、まるでドラマを見ているような気にさせてくれる「クリアー・エアー・タービュランス」、詩的で静かにドラマチックな「ファイブ・ムーンズ」、イアン・ギラン・バンドらしいロック的な側面をみせてくれる「マネー・レンダー」、スピード感があり、タイトル曲と並んでアルバムの聴きどころである「オーバー・ザ・ヒル」、プログレッシブで意欲的な「グッドハンド・ライザ」、フュージョンかクロスオーバー的な要素のある「エンジェル・マンチェニオ」、どの曲も素晴らしい。

最近、同じ「クリアー・エアー・タービュランス」という名前で、ボーナストラックのたくさん入ったCDがあるので、注意したい。このCDは1998年にEagle Recordsから発売されたものだ。ジャケットデザインが秀逸である。(20070307/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live at the Budokan / Ian Gillan Band

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これは1977年9月に来日し、武道館でコンサートを行ったアイン・ギラン・バンドの記録である。イアン・ギラン・バンドは1975年に結成した。結成当初よりキーボードがマイク・モランからミッキー・リー・ソウルへ、そしてコリン・タウンズへと交代したが、1976年にはギターがレイ・フェンウィック、ベースがジョン・ガスタフスン、ドラムがマーク・ナウシーフ、そしてキーボードがコリン・タウンズ、ボーカルをイアン・ギランというメンバーが確定した。

このメンバーでアルバム「チャイルド・イン・タイム」と「クリアー・エアー・タービュランス」、そして「スカラバス」を発表することになる。これがいわばイアン・ギラン・バンドの第一期といえる。メンバーは1978年に大きく入れ替わるので、このライブ・アルバムは第一期の総決算的といった作品である。

このメンバーは実に個性的である。マーク・ナウシーフは元エルフのドラマーだが、独特のシンコペーション感とハイハットの切れの良さは、ロック的ではない。ジョン・ガスタフスンのベースは曲の低音部を支えるだけでなく、積極的に歌うフレーズを弾く。レイ・フェンウィックのギターもブルース臭さがなく、ジャズ的なアプローチさえ見られる。コリン・タウンズはハモンド・オルガンやピアノも弾くが、肝心のソロにはシンセサイザーを使う。もしイアン・ギランがボーカルでなければ、このメンバーはクロスオーバー、あるいはフュージョンに分類されるバンドになっていたのではないだろうか。

ここに収められているのは、セカンドアルバム「クリアー・エアー・タービュランス」から「クリアー・エアー・タービュランス」「マネー・レンダー」「オーバー・ザ・ヒル」、サードアルバム「スカラバス」から「スカラバス」「マーキュリー・ハイ」「ツイン・エクゾウステッド」、そしてディープ・パープルの曲から「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「チャイルド・イン・タイム」「ウーマン・フロム・トーキョー」である。どの曲もアレンジが練られており、ライブ感に満ちている。イアン・ギラン・バンドはこれ以降メンバーが変わった後は、ハードロックの保守本流的な曲作り、音作りに変化していく。様々なスタイルのロックバンドがあるが、この第一期といえるイアン・ギラン・バンドは、ハードロックの歴史の中でも独特の個性を放っている。

このCDは、1978年に「ライブ・アット・武道館」、「ライブ・アット・武道館Vol2」として発売された2枚のレコードをまとめ、1989年にヴァージン・ジャパンから発売された日本盤である。(20070306/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

Live / Ian Gillan

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イアン・ギランの声は最高だ。この気持ちは、学生時代に夢中になって聴いたことに端を発しているので、間違いなく死ぬまで治らない。

ロックに限らず音楽はいろいろな楽しみ方があるが、なかでもボーカルというパートは、他の何物にも代えがたい、その人独特の個性があるので、ボーカルがどうであるか、が曲のイメージを決定するということが往々にしてある。ボーカルを味わうためにその曲を聴く、そのバンドの曲を聴く、ということが少なくない。

その意味では、俺は死ぬまでイアン・ギランを追い続けるだろう。ディープ・パープル時代のイアン・ギランもいいが、自分のバンドを持ち「ギラン」あるいは「イアン・ギラン・バンド」を名乗っていた時代が、最も脂の乗り切ったときではないだろうか、と思う。このアルバムは、その当時のライブ録音をCDのしたものだ。

録音は1979年と1980年、レディング・ロック・フェスティバルとBBCコンサートのものだと書かれている。おそらくCD1がレディング・ロック・フェスティバルで、CD2がBBCコンサートだろうと推測される。パッケージが簡素なものであり、録音に際してこれ以上の詳細はわからない。2枚組のCDで、CD1は12曲で合計60分46秒、CD2は12曲で60分09秒の録音だ。

いずれの録音も、ミキサー卓から音をとったのではなく、マイクを2本立てて生録音したようなもので、録音のクオリティは良くない。しかし会場そのもののコンディションが良いので、十分に演奏を楽しめる。いや、むしろ臨場感があって、迫力が感じられて良いともいえる。

強力なメンバーを擁して、全力疾走するイアン・ギランの雄姿がここにある。この音を聴くことができて、俺は幸せだ。(20070303/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

プロフィール

yoc

Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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