Profile of Composer 作曲家の個展 / Akira Ifukube 伊福部昭

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fontecから発売されている伊福部昭の一枚である。このCDに収められているのは、「シンフォニア・タプカーラ」と管弦楽のための「日本組曲」である。CDのタイトルが「作曲家の個展」となっているのは、1991年9月17日にサントリー音楽財団が主催した「作曲家の個展'91」におけるライブ録音が収められているからである。

「シンフォニア・タプカーラ」は「日本狂詩曲」とならんで伊福部昭を代表する有名な曲のひとつである。現時点でもいくつかのCDが手に入る。ここでの演奏は、やはりライブなのだとおもわせられる演奏だ。緩急の具合、音のバランス、様々な点でライブ的である。

管弦楽のための「日本組曲」はサントリー音楽財団委嘱作品である。第1曲「盆踊り」は力強い肉体的リズムに導かれた、いかにも伊福部昭らしい曲である。第2曲「七夕」は、たいへんゆっくりした静かな曲である。第3曲「演伶」は「ながし」と読み、日本的なメロディーで構成される。第4曲「佞武多」で「ねぶた」と読み、弘前のねぶた祭の印象をもとに書かれた曲らしい。

「日本組曲」を聴いていると、伊福部昭という作曲家は、終生を通じて一つの表現を突き詰めていった人なのだと思う。このCDは1995年に発売された日本盤だ。演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮は井上道義である。(20070130/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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