Scarabus / Ian Gillan Band

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セカンド・アルバムの「クリアー・エアー・タービュランス」がジャズ的なアプローチによって、ハードロックとして特異な個性を放っていたことに比べて、このサードアルバムでは、ハードロックのストレートな表現に回帰している。それはタイトル曲でアルバム第一曲に配置されている「スカラバス」を聴けばわかる。そしてこのアルバムに収められた曲は、いずれもロックらしい短くまとめられている。

「ツイン・エクゾーステッド」は流れるようなスピード感のある曲。「プア・ボーイ・ヒーロー」はファンク的なベースラインが印象的。イアン・ギランはとても気持ち良くシャウトしている。「マーキュリー・ハイ」はヒットを予感させる曲。「プレ・リリース」はヘビーなリズムの曲。ここまでがオリジナルのレコードでA面だ。

「スラッグ・トゥ・ビッチズ」はコリン・タウンズのピアノではじまるブギ。「アパシー」は裏のリズムで始まる。続く「マッド・エレーナ」とあわせて不思議な雰囲気を持っている。「カントリー・ライツ」はファンキーな曲。そしてオリジナルアルバムとしては最後の「フールズ・メイト」も跳ねまわるベースが印象的で個性的な曲である。

ここまでの10曲がオリジナル・アルバムの曲である。このCDにはボーナストラックとして「マイ・ベイビー・ラブズ・ミー」のライブが収められている。この曲はファーストアルバム「チャイルド・イン・タイム」に収められていた曲だ。

俺はアナログレコードも持っているが、ジャケットデザインはこれとは違う。またいつか紹介したい。このアルバムは、もともと1977年に発表された。このCDは1998年にEagle Recordsから発売されたものだ。(20070308/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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