Live in New York / NEKTAR

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日常会話の中で「ネクターが好き」といえば、間違いなく不二家の清涼飲料水のことを指すだろう。しかしどうやら「ネクター」という商品は、不二家の専売特許ではないらしい。おまけに「不二家ネクター」も製造か販売をサッポロ飲料がしているということなので、話は簡単ではない。しかしもちろんこの「カルト・ミュージック・コレクション」で「ネクター」といったときは、飲料ではなくロックバンドの名前を意味している。

「ネクター」というバンドを好きで聴いている人はどれくらいいるのだろうか。俺が「ネクター」というバンドのことを知ったのは、学生時代のロック雑誌の付録であった、プログレッシブ・ロック特集の小冊子によってである。その雑誌にはアルバム「リメンバー・ザ・フューチャー」のことが紹介されていたが、当時日本盤では発売されたいなかったはずだし、輸入盤を取り扱う店でも見当たらず、どうにかして聴きたくて悶々としていた記憶がある。しばらくレコード店を探し歩いて、アルバム「ダウン・トゥ・アース」を見つけた。これが俺の「ネクター」初体験である。

そして名盤といえる完成度の高いアルバム「リサイクルド」を聴くことができたし、期待していた「リメンバー・ザ・フューチャー」にも出会うことができた。「リメンバー・ザ・フューチャー」はもちろん良いアルバムだったが、それよりも「リサイクルド」や「ダウン・トゥ・アース」の完成度に強く感動を受けた。そしてこの「ライブ・イン・ニュー・ヨーク」も聴くことができた。

だがネクターの音楽はプログレッシブ・ロックというには多少無理がある。プログレッシブな部分も持っているのだが、ネクターの音楽を貫いているのは、ただ良質のエンターテインメントなロックだ、ということである。目を三角にして聴くような難解さはない。しかし安易なポップスではない。たいへんに味わい深いロックだ。

このライブに収録されているのは「It's All Over Now」「Good Day」「A Day in The Life of a Preacher」「Desolation Valley」「That's Life」「Show Me the Way」「King of Twilight」「Woman」「Good Ol' Rock'n Roll」の9曲だ。もともとアナログレコードでは2枚になっていた。「It's All Over Now」はアルバム「リサイクルド」から、「That's Life」と「Show Me the Way」はアルバム「ダウン・トゥ・アース」からの曲である。

スリーブは解説らしきものはなく、曲名を書いただけの簡素なものだ。もともとレコードは1977年に発売されたが、このCDはBELLVER musicから1991年に発売されたものだ。(20070405/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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