More Live Nektar in New York / NEKTAR

(20070406/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)nektar_more_live_nektar_in_new_york_small.png

ネクターというバンドは、もっと注目されても良いのにと思う。このアルバムや「ライブ・イン・ニュー・ヨーク」を聴いても、高い演奏力を持っており、充実したステージをしてくれるようだし、何よりもスタジオアルバムのトータル性、完成度の高さがすごい。このライブでも、俺の大好きなアルバム「ダウン・トゥ・アース」から「Astral Man」や「Show Me the Way」そして「That's Life」のエキサイティングな演奏を聴かせてくれる。

そして聴きどころは「Remember the Future」のパート1とパート2である。パート1が14分06秒、パート2が8分19秒。ドラマ性の高い複雑な構成の壮大な曲を、合計22分25秒。息をつかせず演奏する。この2つのトラックを聴くだけでも、このライブ録音の価値がある。「ダウン・トゥ・アース」も「リサイクルド」も素晴らしいが、やはり「リメンバー・ザ・フューチャー」はネクターの代表曲だ。

ただ一点、ネクターに物足りないところがあるとすると、それはスター・ソロイストの不在である。たとえばギタリスト、あるいはボーカリストには、カリスマ性の感じられないところがある。逆にいえば、ドラムやベースのリズムセクションと、スタンドプレイではなくバンド全体のまとまりに魅力があるのであるが、やはりロック・バンドには花形プレイヤーがあったほうがいい。

他には「Fidgety Queenn」と「King of Twillight」、そしてアルバム「リサイクルド」からの「Marvelous Moses」「It's All Over Now」が演奏されている。全9曲、67分33秒。ネクターの世界を味わいつくせる。そしてやはりここは、「ライブ・イン・ニュー・ヨーク」とあわせてセットで聴くのが正しい姿勢であろう。

「ライブ・イン・ニュー・ヨーク」同様スリーブは解説らしきものはなく、曲名を書いただけの簡素なものだ。もともとレコードは1978年に発売されたもののようだ。このCDはBELLVER musicから1991年に発売されたものだ。ドイツ盤である。
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Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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