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Clouds / Joni Mitchell

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名作「ブルー」からジョニ・ミッチェルの世界に足を踏み入れた俺にとっては、どうしても「ブルー」との対比で他のアルバムをみてしまうところがある。「ブルー」はジョニ・ミッチェルにとって4枚目のアルバムであり、このアルバムは名作「ブルー」の前々作、ジョニ・ミッチェルのセカンドアルバムである。サウンド面でいえば、「ブルー」がアコースティックギターを伴奏にした曲とピアノを伴奏にした曲を織り交ぜてバリエーションを出していたのに対して、このアルバムではアコースティックだけのシンプルなものである。またそのギターも、ブルーでは2本のギターを複雑にからませたものであるのに対して、このアルバムではどちらかといえばトラッドでシンプルな伴奏といえる。

歌詞については「私は判っている」と邦題のついた「I Think I Understand」と「年老いていく子供たちへ」とされる「Songs To Aging Children Come」以外は基本的に愛の歌である。ここで歌われる愛は、基本的にはそれぞれに完結した愛の物語であり、「ブルー」で歌われるように人生そのものをテーマにし、愛と格闘し、矢尽き刀折れる、といった激しいものではない。

ジョニ・ミッチェルの歌は、聴きやすいと言えるかもしれない。「ブルー」は何かをしながら聴く、ということができないアルバムだ。たとえBGMとして流していても、必ず心を奪われるとげとげしい存在感があるが、このアルバムは比較的素直に「歌」を楽しめるものであるといえる。

発展途上である、という印象のアルバムだが、これはこれで、いい。このアルバムは1969年に発表された。このCDはワーナー・ミュージック・ジャパンから「フォーエバー・ミュージック」と題されたシリーズの一枚で日本盤だ。歌詞と対訳があるのがありがたい。(20070509/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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