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Music Revelation Ensemble / MUSIC REVELATION ENSEMBLE

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デイヴィッド・マレイ、ジャマラディーン・タクーマ、ロナルド・シャノン・ジャクソン、そしてジェイムズ・ブラッド・ウルマー。この4人の名前を聞けば胸の高鳴りを抑えきれないはずだ。

このグループのリーダーは、間違いなくジェイムズ・ブラッド・ウルマーだといえる。それは1曲目の「ボディ・トーク」を聴けばわかる。まさにジェイムズ・ブラッド・ウルマーの世界がここにある。だがジェイムズ・ブラッド・ウルマーはただひとつの世界に留まっている訳ではない。聴きようによってはたいへん耳障りな、ノイズの塊のようなギタープレイ。ただ一瞬の空白も恐れるかのように執拗にかきならすギタースタイルは独特のものだが、ここでのジェイムズ・ブラッド・ウルマーの音はたいへん整理されている。予想外に隙間がある。しかし、音が少ないにもかかわらず、グルーヴ感は何倍にも増している。まさに神がかった境地に達しているのだ。

2曲目の「プレイタイム」では、このカルテットがオーネット・コールマンの音楽の正統な継承者であることを証明している。おもわず小躍りしてしまいそうなメロディーが随所にあらわれ、メンバーは各自まちまちに好き勝手をしていながら、それでいてある一つの一体感をもっている。ここではジェイムズ・ブラッド・ウルマーのギターもいいが、デイヴィッド・マレイのサックスがとてもいい味を出している。まるでオーネット・コールマンの生まれ変わりのようだ。

3曲目「ニサ」では、ジェイムズ・ブラッド・ウルマーのもうひとつの顔、ドローンを活かしてゆったりとした空間を聴かせてくれる。4曲目「ストリート・ブライド」は細かなリズムの切り方から、ロナルド・シャノン・ジャクソンの色が感じられる。デコーディング・ソサエティーでやってもおかしくない曲だ。5曲目「ブルース・フォー・ディヴィッド」はデイヴィッド・マレイの作曲だろうか。ここではオーネット・コールマンを意識したものではなく、比較的オーソドックスなサックスプレイをしてくれる。6曲目「バーン!」は典型的なフリー・ジャズスタイルに近い。

録音は1988年2月3日と4日。ニューヨークのA & R Recordingスタジオで録音された。このアルバムは1988年に発表された。ディスク・ユニオンから発売された日本盤だ。解説を中村とうよう氏が書いている。(20070605/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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Author:yoc
1998年から「カルト・ミュージック・コレクション」というWebサイトを始めた。これを2006年12月からblogの形で再開することにした。音楽を心から愛する者のために、俺は書く!

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